極上のひとり時間

今夜の名言

人間が孤独に弱いのは、要するに、自分がディペンド(依存)しているコミュニティの数が一つしかないから。社会は大きくなっても50~100人のバンドで生きてきた時代とあまり変わらない。

『孤独入門』(池田清彦/生物学者)

あなたは孤独が好きですか? と聞かれると、わたしは「はい」と答えます。ひとりで過ごす時間が好きで、あまり予定を入れたくないと考えてしまう。

おぼろ月

学生や社会人のころは、友達や恋人と過ごす時間が楽しかったけれど、今はゆっくり趣味の時間を楽しむほうがいいな~

生物学者の池田さんが言うには、人間は群れで生活をしてきたから、本能的に孤独が怖いと感じるらしい。群れを追い出されることが死に直結するのだから仕方がない。

ただ、現代社会において一つのコミュニティに囚われる必要はない、といいます。会社や学校という世界だけで生活すると、そこで孤立することは苦しみを生む。でも、いろんな分野に加わることで、自分の居場所をつくることができるのです。

今日は『孤独入門』という本の中から、私のココロに響いた孤独を楽しむ方法をお伝えします。たくさんの著名人の孤独との接し方が紹介されているので、興味をもった方は本書を手に取ってみてくださいね。

「孤独」は自由で素晴らしい

私は、孤独を「孤高」という意味にとらえているんです。人によりかからない、個性的で、自由な生き方って素敵でしょう?(下重暁子/作家)
元NHKアナウンサーで現在は作家や評論家として活躍されている下重暁子さんは、「孤独は素晴らしい」と語ります。

世の中の孤独とは、「孤立」や「孤食」という悪いイメージがあります。でも、彼女のいうように孤高」というと、何かに寄りかからない「独立した人」「自由を楽しむ人」という印象になります。

また、人生は自分ひとりのもので、責任は自分に戻ってくる。だから、夫婦や家族に過度な期待をしないように、依存しないで生きようと伝えています。

おぼろ月

わたしの生活は今、職場と家庭が中心になっているので、夫や子どもに対する期待は大きくなっているかも……。不満の原因になるから、期待は手放そう~

回想にふける人生の楽しみ

景色を楽しみながら、安全で優雅にゆっくり人生の山を下っていく。社会的な地位や名誉といった下山に無用なものを手放すことで、どんどん身軽になり人生の自由度が増していきます。(五木寛之/作家)
作家の五木寛之さんは、孤独の感じ方はそれぞれの時期(年齢)で変わってくるといいます。50歳から75歳は、人生の収穫期。それまで組織の中で必死に山頂を目指してきた人も、ようやく下山道に入ります。

そのときの孤独の楽しみ方が、「回想」だそうです。ひとりでベンチに座り、「あのときあの人とこんな話をしたな」などと思い出に浸るとき。後ろを向いて生きることが許される、味わい深い季節。これこそが人生の醍醐味だといいます。

おぼろ月

〇〇年後どうなっていたい? と自問自答して早足になることが多いですが、景色(過去の思い出)を味わいながら歩くのも素敵ですね

自分を解放させるソロキャンプ

自分の「好き」なことがニッチなことでもコツコツ経験を積み、発信していけば、同志との出会いや思わぬビジネスへの展開など、相乗効果も期待できます。そんな楽しみが増えれば、本業の仕事がつらくても前向きに生きられるかもしれません。(ヒロシ/芸人兼ソロキャンプYouTuber)

「ヒロシです……」の自虐ネタで大ブレークした元ホスト芸人・ヒロシさん。現在はソロキャンプの動画をYouTubeで紹介して再び注目を浴びています。

ソロキャンプの魅力は、集団キャンプのように料理に関する縛りがないこと。空腹ですぐに食べたいときは、キャンプ先でコンビニ弁当や即席麺を買って済ませる、といった自由さもあります。

キャンプというと準備や日程の調整など、集団になると面倒なことも多いです。思い立ったときに行ける、ソロキャンプの自由さ。そして、リーダー的な人の意見に振り回されないのも、ひとりならではの喜びだといいます。

おぼろ月

わたしも学生のころ、バイクでソロツーリング&キャンプをしたことがあります♪ ひとりで自由を満喫する楽しさ、わかります~

人生100年時代といわれますが、人生を輝かせるために「自分の好きなこと」に焦点を当てる時間が必要ですね。

好きなことで副業をしたり、居場所をつくったり、趣味や勉強を極めたりといった時間。他者に依存するのではなく、ひとりの時間を満たすことで安心できる場所が広がっていくと感じます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

◆参考文献
『孤独入門』(プレジデントムック)




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